”増税前にフィラリアの薬と狂犬病予防接種を…”
と動物病院から案内ハガキが届きました。
病院大っきらい！車大っきらい！のハルを連れて行くのは、とても気が重い…
はぁ〜…
ため息ばかりついていても始まらないので、意を決していざ動物病院へ！
いつも病院へ行く時は軽トラ。
だから軽トラをスタンバイさせると、ハルは”スススッ”とめいっぱい後ずさり。
体重22キロの巨体を抱え上げ、嫌がるハルを無理矢理助手席に押し込む。
観念するしかないわな。
次の瞬間からパニック状態に。
ハァハァゼーゼーよだれダーダー…キュンキュン悲しい悲鳴をあげる。
ガタガタ身体を震わせて…
たった10分の道のりが、とっても長く感じます。
パニクるハルを横に、やっとの思いで病院到着。
車を停めると、私をひざの上をふんずけ、車から飛び出し、「もームリ！もームリ！」と言わんばかりの必死な形相。
待合室ではすぐに椅子の下に潜り込む。
ハル、おしり出てますけど…（＾＾；）
ちょっと我慢ね。
ついでに爪も切ってもらおう。
診察台でキュンキュン泣ながら暴れるハルを押さえ込み、
「ハルちゃん、がんばって〜！ほら、すぐ終わるからね。がんばれ、がんばれ！」と先生や看護師さんに子供のようになだめられながら、
パチン、パチンと爪を切り、おしりにブチュ！とお注射。
たった5分そこそこなのに、汗がにじむ私。
診察が終わると、逃げるように診察台から飛び降り、一目散に待合室に…
またおしり出てますよ…（＾＾；）
増税前とは言え、一年分のファイラリアの薬と、注射、爪切り代は、イタイです…
でも、これでしばらくは病院へ連れて行かなくて済むと思えば、ま、よしとするか。
大仕事を終え家に着くと、水をがぶ飲み！
爪も短くなりました。
お疲れさん、ハル。
お疲れさん、あたし。
