さてさて、2回目の柔道との出会いは高校時代です。
小学生の時、あんなに嫌だった柔道ですが、(くわしくは前回の[えとせとら]参照)
ムクムクムクっと、久しぶりにやりたいな~、と思う気持ちが湧いてきたんです。
当時、わたしの通っていた高校には男子柔道部しかなく、
女子柔道部を作って欲しい、と顧問へ直談判。
部員はわたしを始め、
それはそれはへなちょこ未経験者ばかり。
ラクして楽しく!がモットーの部活でした。
ランニングは疲れるから極力やめ、
冬は寒いからストッキングを履いて…
せっかく再開した柔道でしたが、
そんな風だったので時には先生に「やる気があるのか!」と怒られましたが、
箸が転んでもおかしい年頃、
辞めたい気持ちがなかったんですね、不思議と。
唯一出場させられた東三河柔道大会では個人でなんと準優勝!
と言っても、当時は女子の数がとても少なく、まして無差別級なんて、
東三河でたったの3人でしたから。ハイ…(^^;)
ちょうどその頃、「女姿三四郎」と言われた「山口香」さんが日本人女性柔道家として、
第3回世界選手権で史上初の金メダルを獲得していたんですね~。
大人になってから知りました。
わたしはもちろん、オリンピックを目指していたわけじゃありませんから、
指導者の力の入れ具合は比べるに値しないですが、
わたしにとっては必要以上に厳しくされなかったことが、
柔道を楽しく続けられた理由だったと思います。
その後、女子部員も後輩が入り、途中途切れた時期もあったようですが、
現在も女子柔道部は存続し活躍しているようです。
後輩たちが楽しくがんばっていてくれるだけでも、
女子柔道部を立ち上げた甲斐があったんでは…と思うことにしています。
※ 写真は、前列真ん中で賞状を持っているのが当時のわたしです。
予告:3回目の出会いから現在に至るまで…